あぼぼーぼ・ぼーぼぼ

のんびり生きたい

『チームトポロジー』を読んだ

www.amazon.co.jp

『チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計』を読みました。

上長と話してるときにこの本の話が出て、「今回の組織設計で一部この本を参考にね〜」みたいな話があり、それなら僕もこの本読んで同じ思考の枠組みを獲得してから今の組織を捉えたいなーと思って読みました。

そもそもどんな本なのかたいして知らずに買ったのですが、「チームファーストで考えてチームを適切に分ける」ことの重要さが書かれていましたね。そもそもの問題はチームの境界と責任が曖昧なことによる認知負荷、ふむふむ。

この本の読み方としてはやっぱり「今の自分が所属する組織にチームタイプを当てはめて」「チームがうまくやるためにはどういうインタラクションをすればいいだろう」と考えながら読むのが楽しいなと思いました。

たとえば〜機械学習エンジニアが集まって、機械学習による様々な機能を内部向けにはAPI経由で提供するチームだからコンプリケイテッド・サブシステムチームかな〜とか。ただしX-as-a-Serviceというよりは、プロダクト開発チームとスクラムは組まないけど共通のKPIを持って施策を提案したり開発したりするので一定期間はコラボレーションインタラクションで働くのが効果的かな〜とか。その場合、技術的にはどの程度共有していくべきかな、あまり強く共有しすぎると認知負荷が高まるから基本APIドキュメントベースのやり取りで、結合テストなどの際にレイテンシとか含めて共有できたほうがいいな〜とか。

たとえば〜検索に関する専門的な領域を扱うチームで、内部的にはAPIを提供してサービスを使ってもらうのでコンプリケイテッド・サブシステムチームかな。ただそもそも「検索」の責任と境界ってなんだろなー、責任と境界をハッキリわけたければ逆コンウェイでチームを分けてインタラクションを設計しないといけないが、共通のKPIを達成するうえでは実はコラボレーション気味に働いたほうがいいのでは?とかとか。

そうやって今あるケースに当てはめて、「効果的なチームとしてふるまい、活動するには?」と色々思考していくと面白いですねԅ( ˘ω˘ԅ)