『採用基準』を読んだ
一言でいうと「リーダーシップが重要である」みたいなことが書いてあった。
以下自分がマーカーを引いていたところ辺りを振り返りながらざっくり整理。
- コンサルティングプロセスとリーダーシップ
- 問題解決スキルと問題解決リーダーシップ
- リーダーとマネージャーとコーディネーター
- リーダーシップは全員に必要
- リーダーがすべき4つのこと
- リーダーシップキャパシティ
- 役職思考とリーダーシップ
- リーダーシップはスキル
コンサルティングプロセスとリーダーシップ
コンサルといえば地頭の良さが大事だと思われがちだけど、それは一部分に必要なものに過ぎず、リーダーシップが重要。
- 経営課題の相談を受ける(関係構築力、包容力、リーダーシップなど)
- 問題の解決方法を見つける(地頭、問題解決方法の引き出しの多さなど)
- 問題を解決する(洞察や感受性、精神力、粘り強さ、リーダーシップなど)
このプロセスを仕組み化できると強そうだなー。
問題解決スキルと問題解決リーダーシップ
- 問題解決スキル(MECE、ロジカルシンキング、仮説思考、フレームワークなどを使って問題を整理・分析し、解を見つけるための技術)
- 問題解決リーダーシップ(課題の定義から、分析の設計、関連する組織や人とのコミュニケーションを含む一連の問題解決プロセスにおいてリーダーシップを発揮すること)
スキルは書籍とかネット上に転がってそこから学べるけどリーダーシップは実践が必要なのよね。
リーダーとマネージャーとコーディネーター
- リーダー(成果達成のために必要な役割)
- マネージャー(管理のために必要な役割)
- コーディネーター(交渉を仲介する役割)
リーダーとマネージャーは別物だけど、マネージャーにリーダーシップも求められることが多いよね。
リーダーシップは全員に必要
- リーダーは組織に一人いればいいというのは間違い
- 全員が自分にできる範囲のリーダーシップを発揮する
これがこの本のなかでは一番刺さったところですね...!! 組織全員がリーダーシップを発揮すればものすごい価値を生めそうだ。
リーダーがすべき4つのこと
- 目標を掲げる(チームが目指すべき意欲的なゴールを定義すること)
- 先頭を走る(マラソンの先頭グループやファーストペンギンの大変さを理解し、失敗したときのリスクや責任に覚悟を持つこと)
- 決める(必要な情報が揃っていなくても決断し、物事を前に進めること)
- 伝える(まったく同じ人間はいないということを理解し、自分の考えを言葉で伝え続けること)
伝える、とかは見落としがちだけどまさにって感じ。
リーダーシップキャパシティ
- 組織全体でのリーダーシップの総量のこと
- 現状を変えるために必要なのは、スーパースターなどではなく、組織のあらゆる場所で、目の前の変革を地道に主導するリーダーシップの総量を増やすこと
- リーダーシップキャパシティが不足すると、例えば非常時対応が困難になる
このあたりもビビっときた。とくに非常時対応、プロダクト開発においては障害対応を容易にイメージできた。
役職思考とリーダーシップ
- 問題があったときに「それを解決するのは誰の役割(責任)か」と考えるのが役職思考
- 問題があったときに「こうやったら解決できるのでは?」と考えるのがリーダーシップ
結構役職思考で考えるときあるので意識したい。
リーダーシップはスキル
- リーダーシップの実践を繰り返し小さい成功を積み重ねながら成長していく
- 徐々に自分が解決できる問題が増えたり影響を及ぼせる範囲が広がる
自分にできる範囲からやっていくぞ٩( ᐛ )و